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レイザーラモンRGが「梨あるある」熱唱で湯梨浜町の魅力をアピール!特別上映『梨君たまこと牙のゆくえ』舞台挨拶

2018年10月14日(日) レポート

10月14日(日)、イオンシネマ京都桂川にて、『梨君たまこと牙のゆくえ』の特別上映が行われました。上映後の舞台挨拶には、吉開菜央監督と本作に出演しているレイザーラモンRG、笑い飯・哲夫、鳥取県湯梨浜町の宮脇正道町長が登壇。撮影時のエピソードや作品に込めた思いなどを語りました。

ひとつの梨と1本の牙をめぐって、ふたりの女の世界が交錯するファンタジックなストーリーで魅了する本作。吉本興業が、全国各地で地元住民参加のもと制作をお手伝いしている「地域発信型映画」の一作で、全編、湯梨浜町にて撮影されました。

MCを務めるお~い!久馬が、さっそく吉開監督らを呼び込み。RGは神主見習い役、哲夫は主人公の師匠役で出演しましたが、それぞれ役名を「細川たかしです」「梨山田食べ太郎です」とボケて、観客を笑わせます。

吉開監督は、「こんなに集まっていただいたのに反省点で申し訳ない」と前置きしたうえで、「これは音の物語なので、限界まで音量を挙げてもらえばよかった。かつてない音量で梨の音を聞いてもらいたかった」と残念そうな表情。とはいえ大画面での上映には喜びいっぱいで、「見ていただけてうれしかった。ありがとうございました」と感謝を述べます。

宮脇町長は、「湯梨浜町のいいところや、抱えている問題もきちんと描かれていた」とニッコリ。温泉や二十世紀梨、さらに美しい砂浜と日本海の風景など、同町の魅力もしっかりアピールします。また、RGが宮脇町長の特徴的な声をすぐさまとらえ、モノマネを披露するひと幕も!

湯梨浜町に縁があるという哲夫は、「農業で住みます芸人」として湯梨浜町で梨作りを行っている加藤アプリのもとを、「実家が農家ということで」月1回、指南役として訪れているそう。自身の演技については、「僕のシーンがなかったら、もっと音に特化した映画になったのに。自分のせいで、ちょっと変なものが入っちゃったかな」と謙虚にコメントします。

一方のRGは、「僕のシーンだけ、ガチで雨が降りまして。だから映画に登場する雷は、リアルな雷の音なんです。ゴロゴロ鳴るたびに『今、録っといて!』と監督が言ってました」と撮影時のエピソードを披露。吉開監督は“音フェチ”だそうで、「梨をテーマに、と言われたときも、梨の“音”を撮りたい!と思った」と、こだわりを明かしていました。

劇中、主人公が梨をかじる音を録音するシーンがあるため、「録音したいぐらい好きな音は?」との質問も。車好きのRGは、「ガソリンスタンドで給油のノズルを入れる音。最新のトラックがギアチェンジしたときに鳴る音も」とマニアックな回答。哲夫は「町長のお声がいちばん好きです」とちょっぴりゴマすり発言!? RGも「町長が引退されたあとは、僕が町長の声(のモノマネ)で跡を継ぎます」と、謎の決意表明をしていました。

もちろん、RGには「あるある」のリクエストが。久馬から出されたお題は「梨あるある」。梨に詳しい町長に「これで合ってますかね?」と耳打ち・確認しつつ、『レット・イット・ゴー』に乗せて、「♪冷蔵庫で冷やしすぎたら、食べるときしみるわ」と歌い上げて拍手を浴びました。

最後は監督から、「今日は上映という貴重な機会の中、お会いできて光栄でした。もし次に上映の機会があったら、ぜひまた見に来てください」とメッセージが。さらに、「ひかりTVや大阪チャンネルでも見られるので、ぜひ大音量で楽しんでみて」とも呼びかけていました。

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