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肉体とアートの可能性について考察するトークレクチャー『肉体とアートの「育」』を開催

2018年10月13日(土) レポート

10月13日(土)、元淳風小学校で行われたトークレクチャー『肉体とアートの「育」』に、アーティストのSatolyさんと元アメリカンフットボール選手の河口正史さんが登場。トークを繰り広げました。Satolyさんは今回の京都国際映画祭2018において、このトークレクチャーが行われたのと同じ元淳風小学校にて『Satoly Art World』の展示も行っています。元看護師のSatolyさんは、障がい者と健常者の壁をアートの力で無くしていきたいと考え、活動しているとのこと。その活動内容がパネル展示で紹介されていました。

トークレクチャーのMCは田畑藤本が務めます。Satolyさんと河口さんを呼び込むと、会場からは拍手が起こりました。まず田畑藤本が趣旨を説明。様々なレクチャーを行っている京都国際映画祭アート部門ですが、今年は違う分野で活躍している人たちが、ひとつのテーマについて模索しながら方向性を見つけていこうというレクチャーであることを伝え、今回はアートとスポーツという異なる分野から「育てる」ということについて考えていくということを説明します。

まずSatolyさんは、目に見えない心の傷をアートの力で癒やしたくて、国内外の学校で絵を書いているということで、自分の作品を披露。河口さん、田畑藤本にプレゼントします。Satolyさんが河口さんの作品を作るための情報をWikiから得たと話すと、河口さんは毎週チェックしているので大丈夫と笑わせます。Satolyさんは田畑藤本にもそれぞれに関する作品を作ったと説明しますが、こちらは思っていたのと逆だったことが判明。藤本は「僕らは毎週チェックしてなかったから」とひとボケします。

Satolyさんは看護師からアートを志すことになった理由として、テレビ番組を見て私も絵が描けるんじゃないかと描き始め、SNSで発信しているうちに応援してくれる人が増えたと話します。絵を初めてからは絵以外の仕事はしていないとのこと。不安とか怖さはなかった?という質問には、怖いのは同性くらいと返答し、田畑藤本を驚かせます。

まずSatolyさんは、目に見えない心の傷をアートの力で癒やしたくて、国内外の学校で絵を書いているということで、自分の作品を披露。河口さん、田畑藤本にプレゼントします。Satolyさんが河口さんの作品を作るための情報をWikiから得たと話すと、河口さんは毎週チェックしているので大丈夫と笑わせます。Satolyさんは田畑藤本にもそれぞれに関する作品を作ったと説明しますが、こちらは思っていたのと逆だったことが判明。藤本は「僕らは毎週チェックしてなかったから」とひとボケします。

Satolyさんは看護師からアートを志すことになった理由として、テレビ番組を見て私も絵が描けるんじゃないかと描き始め、SNSで発信しているうちに応援してくれる人が増えたと話します。絵を初めてからは絵以外の仕事はしていないとのこと。不安とか怖さはなかった?という質問には、怖いのは同性くらいと返答し、田畑藤本を驚かせます。

河口さんのアメフトとの出会いは小学校のころ。アメリカの学校だったので身近なスポーツとして接していたと説明します。そして日本に帰ってきてから、高校3年生で本格的に始めたそう。アメリカと日本の指導方法や指導者の違いのほか、田畑が立命館の後輩ということが発覚するひと幕もありつつ、トークは進みます。

Satolyさんは教えるわけではなく、いっしょに楽しむことが多いと説明。以前、自身も教えるより楽しむ方がいいとアドバイスをもらったそう。そして、丸が描けなかった子どもが描けるようになったり、30分座れなかった子どもが座れるようになったというようなことを感じられるワークショップができたらいいなと思っていると話します。

河口さんはアメリカではアメリカンフットボールが授業に組み込まれていることを話し、日本でもそういう動きがやっと出てきていると説明します。そしてフットボールで自分のことを好きになったと話し、当時の自分について告白。17、8歳までは自分のことが嫌いだったそうで、それが変わったのがスポーツと話したあと、「今は(自分のこと)大好き!」と笑わせます。

そして今はスポーツ日本一では食えない時代と話し、世界で戦っている人は違う、そのためには強くならないといけないと力説。あらゆるスポーツを世界レベルにしたい、と今の心境を説明します。現在はトレーナーをやっていて、相手の心、体の中に入っていくことが大切と話しますが、「最後は念力」とまた観客を笑わせました。

ここでSatolyさんが人生初レクチャーなので、いろいろな話すことを考えてきたのに全部忘れたと苦笑い。しかしそのあとテニスプレイヤーの大坂なおみさんとの意外な関係を明かすと、田畑藤本も唖然。それからもスポーツとアートの「育」にまつわるトークが展開。感動的なエピソードやここだけの裏話なども飛び出し、レクチャーは終了しました。

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