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特別招待作品『Beautiful Food』舞台挨拶にギュリさんが登壇! 初めて訪れた京都を「あちこち歩いて楽しみました」

2018年10月13日(土) レポート

10月13日(土)、TOHOシネマズ二条にて特別招待作品『Beautiful Food』が上映され、上映後の舞台挨拶に元KARAのギュリさん、チョ・ソンギュ監督が登壇しました。MCはロバータが務めました。

『京都国際映画祭2018』に出席するために、京都へ訪れたギュリさんとソンギュ監督。ギュリさんは、京都が初めてだったそうで、「昨日、清水寺、錦市場に行きました。寺町や祇園にも行って、二年坂や三年坂、いろいろあちこち歩いて楽しみました」と京都を満喫した様子。ソンギュ監督は、大学1年生の頃に訪れて以来30年ぶりの京都だそうです。「私は食べるものが大好きで、3軒の焼き鳥屋さんに行きました。全く同じ串を頼んで、3軒目に本当においしい焼き鳥にめぐり合うことができました」と京都で焼き鳥に舌鼓を打ち満足の表情。それを聞いたロバータは、「京都で続編ができそうですね」と監督に持ちかけると「それだったらいいですね!」と笑顔で答えていました。

『Beautiful Food』は、平昌冬季オリンピック期間中に開催される、文化のオリンピックイベントで江陵の代表的な食文化を紹介する映像プロジェクトを舞台に、仕事に疲れ、将来を悩むギュリさん演じる主人公が奮闘。食べ物を通してさまざまな人間模様を描くヒューマンドラマです。

本作で、仕事に悩むキャリアウーマンを演じたギュリさん。「今回、私は“撮る側”の役だったのですが、演じる上で気をつけたのは、性格があまり目立ちすぎないように、少し抑えるような演技をしたことです」とのこと。普段は“撮られる側”だからこそ、“撮る側”とはどういうことかを意識したそう。また、主人公が仕事に悩み、意欲や活力をなくしたものの、仲間と出会い、刺激を受けることで次第に活気を取り戻すプロセスをしっかり見せられるように努力したとか。そんなギュリさんを、プライベートでも交流のあるソンギュ監督は「ギュリさんには『気楽に演じてください』と伝えました。実際に、自然体で演じていただけたと思います」とにっこり。ストーリーの中で、演出家としての役割を担っていたこともあり、「撮られている人たちがどうすれば引き立つか、どうすればいい話が引き出せるか、演出家の立場で考えていたような気がします」と、役割に寄り添った現場だったよう。実際にギュリさんが撮影した映像が映画でも流れていたことも明かされました。作品を観たロバータも「ギュリさんが監督のような印象を受けました」というほどで、ソンギュ監督も「私を俳優として出演させてくれるなら、いくらでも監督になれますよ(笑)」とノリノリ!? これを受けてギュリさんも「じゃあ、いつか。一生懸命練習します」と意欲的に語っていました。

本作は、食事のシーンも見どころのひとつ。実際に劇中に登場した料理は、出演者の方々はもちろん、スタッフの方々も味わったのだそうです。中でもギュリさんがもっともお気に入りだったメニューは、ジャンカルクグス。「もともとカンヌンにはよく行くんですが、ジャンカルクグスは一度も食べたことがなかったんです。この撮影の時に初めて食べて、すごくおいしかったです」とのこと。監督も「ジャンカルクグスは味噌うどんのような食べ物なのですが、私も映画の中で出た料理の中で一番好きです」と話していました。

最後にギュリさんは、今後、日本でさらに活躍することを劇場を満席にしたファンの皆さんに報告。「日本のファンの皆さんがこんなに集まってくださり、本当に感動しました。ありがとうございます。これから日本でもたくさん活動しますから、応援してください」と笑顔で語り、ファンから大きな拍手が贈られました。

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