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ガンバレルーヤ・よしこの女優本格デビュー作! 『Bの戦場』舞台挨拶にガンバレルーヤ、速水もこみちさんが登壇

2018年10月12日(金) レポート

10月12日(金)、T・ジョイ京都にてTV DIRECTOR’S MOVIE『Bの戦場』が上映され、上映後の舞台挨拶にガンバレルーヤ、速水もこみちさん、本作の脚本を務めたお〜い!久馬、並木道子監督が登壇。MCはアッパレード・木尾が務めました。

『Bの戦場』は、2016年ノベル大賞に選ばれた、ゆきた志旗の小説『Bの戦場』を、演技初挑戦のガンバレルーヤ・よしこ主演で映画化したラブコメディ。よしこが演じるのは、自他共に認める“絶世のブス”ながら、気立てのよさでウェディングプランナーとして活躍する北條香澄。自身の結婚は程遠いと思っていた彼女ですが、速水もこみちさん、大野拓朗さん演じるハイスペックなイケメン2人の間で揺れ動く様を描く、女性たちを勇気付ける夢のような作品となっています。

よしこは早々に「北條香澄を演じました、小雪です」、「すみません、違いました。多部未華子です」とボケを連発し、木尾から「違いますよ! よしこさんですよ!」とツッコまれていました。その様子を見て「今日はボケないと言っていたのに(笑)」と速水さん。
そんな速水さんは、ガンバレルーヤとの再会を喜び、「本来、僕が持っている“B専”を取り戻せたような感覚です」とにっこり。普段は“B専”であることを忘れているそうですが、この日、ガンバレルーヤの2人に会って「オレ、これでよかったんだと思い出した」と言います。それを受けてよしこは「確かに今日お会いした時に、すごいうれしそうに両手で手を振ってくれた」のだそう。

脚本を担当したお〜い!久馬は「これまで、セリフでこんなに『ぶす』って書くことがなかったので、いまでもパソコンで『ぶ』と打つと予測変換で『ぶす』と出ます。だいぶ打ったからなかなか取れない」と、いまも残る脚本の名残りを明かしていました。並木監督は、「よしこさんの女優本格デビュー作を演出できて、うれしかったです」とにっこり。

女優本格デビュー作、しかも映画初主演、おまけに相手役が速水さんと知った時は、「めちゃくちゃうれしかったです。キスシーンがあってもおかしくないような内容なので、キスシーンがないか探しまくりました」とよしこ。さらに撮影初日は、緊張からか顔中に赤いブツブツができたほどだったとか。ただし、クランクイン前日の番組収録で、プロレスラーの毒霧を顔面に浴びる出来事があり、「それが原因かも」とも。木尾は「普通の女優さんなら顔面に毒霧、浴びませんもんね…」と思いやっていました。
実際に現場で速水さんとお話しするようになり、その優しい人柄に「緊張が和らいで、助かりました」とイケメンだけじゃない速水さんのたくさんの魅力にメロメロの様子。

一方、速水さんは、よしこのことを「素晴らしく素敵な方」と絶賛! よしこは映画初主演、そのうえ専門用語が多い役柄だったため、撮影の少しの合間でもセリフ覚えに時間を割いていたそう。そんなよしこの真摯な姿を見て「よしこさんのためにがんばろう、という気持ちになれました」と速水さん。

並木監督は、よしこの演技を「最初にお会いした時は『危ないかな』と思った」としながらも「もこみちさんや大野拓朗さんとお芝居を積み重ねていくなかで、女心が掻き立てられたのか、自然と乙女な顔を出せるようになった」と成長ぶりに驚いたと言います。それを受けてよしこも、「本当に、心で演技をさせていただきました」と女優魂に火がついた様子。

劇中は、速水さんがよしこにバックハグや“壁ドン”、“顎クイ”する場面など、胸キュンシーンがふんだんに盛り込まれています。ところが「キュンとするはずやのに笑いが起こっていた」と久馬。とくに速水さんからバックハグをされるシーンのよしこの顔は「ブスでしたね〜」と評され、よしこは「こんなイケメンにハグされているのにブスだなんて…そんなことあります?」と自分自身の顔に驚いているようでした。また、“顎クイ”のシーンでは、速水さんが珍しく何度かNGを出したそうで、その理由が「よしこさんの素敵な顎の脂で手が滑った」とのこと。笑いの絶えない撮影現場だったようです。

久馬は脚本を手がけた感想を、「もともと原作が小説なんですが、そのなかで主人公はブスだけどスタイルはいいっていう設定なんです。でも、よしこの後ろ姿は親戚のおじさんみたいで…」と笑いながらも、「演技が思った以上にすごかった。笑いどころはもちろんですが、ビンタのシーンなんかもバシッと決めて、その振り幅がすごいなと思いました」とよしこの演技力を高く評価していました。

まひるは、今作で謎のスタイリスト見習いという設定で通行人の役を果たしました。さらにナレーションも担当し、「『絶世のブス』と言うところで本当に笑っちゃって(笑)。何度やっても笑っちゃって、そのまま使われていました」と裏話を披露。また、この物語を「憧れの世界」とも。「私、結婚願望はめちゃくちゃあるので、北條さんが羨ましかったです。私の理想の結婚というイメージそのもの。イケメン2人に言い寄られる、愛されるっていう一番理想の形です」とウットリしていました。

最後に並木監督は「よしこさんの本格女優デビューの作品をひとりでも多くの方にみてもらいたいです。みなさんの宣伝が大きな支えになるので、今日ご覧になった感想をSNSなどで伝えてもらえたらうれしいです」とご挨拶。よしこも「マルチ商法といいますか、この作品を1人30人に広めていただきたいです。この作品をハリウッドまで持っていきたいです!」と野望を語りました。

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