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京都国際映画祭2018連携イベントで、たいぞうがワークショップを開催!

2018年10月5日(金) レポート

5年目を迎え、これまで以上の盛り上がりが必至の「京都国際映画祭2018」。その連携イベントとして、10月5日(金)にゼスト御池 河原町広場で「京都発 ART & 書 リミックス 天才アートKYOTO + 山内美鳳~よしもとアーティストたいぞうワークショップとともに~」が開催されました。このイベントは京都市とパリ市が友情盟約を締結して60周年を迎える今年、記念事業として行われている京都とフランスの「障害のある人の芸術作品」を紹介する展覧会、「描き、紡ぎ、絆(つな)ぐ」の連携イベントでもあります。

参加したのは、京都で活動している「天才アートKYOTO」のメンバーと、独自の書のスタイルを世界に発信している書道家、山口美鳳さん、そして画家としても活動しているたいぞうです。会場では「天才アートKYOTO」の作品、「ほっとはあと」製品の販売も行われました。

まず、たいぞうがマイク前に登場。自身が絵を始めたきっかけや2016年に大阪府障がい者芸術・文化大使に就任したことを紹介し、「描き、紡ぎ、絆(つな)ぐ」が、10月14日(日)まで、河原町三条を一筋下って東へ入った場所にある、「ARTZONE」(アートゾーン)において開催されていること、「京都国際映画祭2018」が10月11日(木)から14日(日)に開催されることについても説明したほか、イベントで登場する「天才アートKYOTO」のアーティスト、ゲシュタルト崩壊フラグさん、若林義輝さん、西村紫苑さん、高橋美佳さん、前田ワタルさんと書道家の山内さんの紹介、そしてこの6人がライブペインティングを行うこと、さらにたいぞうがアートを楽しむワークショップを行うことなどを発表しました。

イベントはライブペインティングからスタート。会場に設置された大きなアクリル板の片方から山内さんが、もう片方から「天才アートKYOTO」のメンバーが筆を走らせることに。まずは「天才アートKYOTO」のメンバーからアクリル板に向かいます。たいぞうは、ライブペインティングを見物している人たちに話しを聞いたり、メンバーのプロフィール紹介や絵についてのインタビューを行うなど大活躍。京都国際映画祭のアートプランナー・おかけんたも来場し、作品の出来上がっていく様子を見守りました。

途中から山内さんも参加し、「天才アートKYOTO」のメンバーが描いた絵に「旋風」や「希望」などをイメージした書を重ねていきます。一筆加えるごとにどんどん表情を変えていく絵と書は、まさにアート。

山内さんとメンバーがいっしょに手を合わせて「愛」の書を描くシーンもあるなど、ライブペインティングの魅力が詰めかけた人たちにもしっかりと伝わりました。最後は全員が作品に名前を入れて記念撮影し、終了です。

続いては、たいぞうのワークショップ。今回は「お絵かき教室」ということで、まずはたいぞうが描いた絵を使った「ぬり絵」から。途中、イラストを使ったクイズも出題、何の絵が描かれているかを、みんなで解答したほか、イラストの太陽がなぜ怒っているのかその理由を描く、腕を組んでいる人の絵に顔を描き入れるなど、絵を使った様々な取り組みを実施。たいぞうは「子供の気持ちになって描けば、(絵は)どんどん出てくる」とエールを送ります。参加者のなかにはたいぞうが思いもつかなかった発想で絵を描く人もいるなど、ワークショップもライブペインティングに負けず盛り上がりました。

終了後、たいぞうは今日のイベントを振り返り、楽しかったとにっこり。普段は自らがライブペインティングを行うところ、初の進行役を務めたことについては、「描いている人たちの勢いに圧倒された」とビックリした様子。後半のワークショップでメンバーたちと打ち解けたことから、最初からもっと話しておけばよかった、と次回以降の課題についても話してくれました。

10月11日(木)からスタートする「京都国際映画祭2018」は、「映画もアートもその他もぜんぶ」がテーマだけに、アート系のイベントも目白押しです。今回、アート系については、「夢あるなぁ」をテーマにした様々な催しが行われますので、ぜひ京都へ足を運んでみてください!

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