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キャッチコピーは「京都上映中。」! 「京都国際映画祭2018」開催概要発表会見で詳細発表!!

2018年9月3日(月) レポート

「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに開催されている「京都国際映画祭」。5年目を迎える今年のキャッチコピー「京都上映中。」には、名作を生み出してきた京都の街全体で、映画のある幸福をたくさんの人たちと共有したいという思いが込められています。京都を代表する巨匠、中島貞夫監督の59年に及ぶ映画人生の集大成となる、20年ぶりの長編最新作「多十郎殉愛記」のワールドプレミア上映も決定するなど、例年以上の盛り上がり必至の「京都国際映画祭2018」。9月3日(月)に、よしもと祇園花月にて、開催概要発表会見が行われました。

「京都国際映画祭2018」のイメージ映像が流されたあと、司会の木村祐一と平野智美KBS京都アナウンサーが登壇。まず、木村が10月11日(木)から10月14日(日)まで開催される「京都国際映画祭2018」について説明します。

5回目を迎えるにあたって木村は、これからどんどん10年、20年と回を重ねていくのが楽しみ、と語ります。

門川大作京都市長は、5年目を迎えて改めて中島貞夫監督、吉本興業、京都国際映画祭に参画していただく皆さんの偉大さを実感していると話し、映画という総合芸術、総合産業、あらゆるものづくり、京都の自然、社寺等の文化遺産、京都の想像力などが、京都の映画づくりを支えてきたことを説明。さらに昨年のSDGsの会場に足を運んだことを振り返り、その取り組みについても偉大であると話し、「みなさんとともに楽しみながら成功させていきたいと思います」と挨拶しました。

京都府文化スポーツ部 古川博規部長は、京都市、吉本興業と連携しながらやっていきたいと話し、今年は岡崎エリアでスポーツの催しが行われることにも言及。見るだけでなく参加する機会もある映画祭をいっしょに盛り上げていきたい、と力強く語りました。

続いて、京都国際映画祭実行委員会 中島貞夫名誉実行委員長がステージへ。まず集まった報道陣に礼を述べ、映画祭が5歳になったと目を細めます。そして、今年は様々な面で内容が充実して皆さんにお届けできるのではないかと語り、自身もちゃんばら映画を作ることができて、京都国際映画祭で発信できるのは何にも増してうれしいことと笑顔を見せます。しかし、その一方悲しい出来事もあったと、今年亡くなられた津川雅彦さんについて話したあと、そういうものを踏み越えながら、皆さんの力によって大きく成長させていただければと思いますと前を向きました。

京都国際映画祭実行委員会 中村伊知哉実行委員長は、まず京都は映画のふるさとであること、漫画・アニメの拠点であること、大学やハイテク企業も集っていることを話したあと、京都の町を全部使ってみんなが楽しむユニークな映画祭であること、今年は向日市などにも広がりを見せていることを改めてアピール。そして「幕末の京都を舞台にしたちゃんばらに次ぐちゃんばら」である、と中島監督の作品についても触れ、竹林や京都らしい路地をかけめぐる迫力と、殉愛の美しさのコントラストを世界の皆さんにご覧いただきたいと力を込めました。さらに、アニメ、ファッション、スポーツやワークショップについても言及。幅広い活動を様々な場所で展開することを伝えました。加えて、今回のキービジュアルを紹介。中島監督の作品から1シーンを借りたと明かし、「10月京都上映いたします、よろしゅうに」と締めくくりました。

ここで木村が、世界文化遺産である西本願寺の重要文化財、南能舞台にてレッドカーペット・オープニングセレモニーを昨年に引き続き開催することを発表。そして平野アナウンサーが、今年も多数のゲストを迎えること、オープニングあるいはクロージングの式典にて、牧野省三賞、三船敏郎賞の授賞式が行われることも合わせて説明しました。

ここからは各部門の紹介に入ります。奥山和由京都国際映画祭総合プロデューサーが登壇し、「映画部門」について説明を行いました。

今回5回という区切りを迎えたことについて、毎回スケールが大きくなった、大きく成長したなと思うと振り返り、「こういう映画祭は大きくなるほど軸がずれていく怖さもある、5回という区切りの中で原点を振り返ってみていきたい」と話し、映画部門の大テーマは原点復帰になることを伝えました。そして、中島監督の29年ぶりとなる新作を5回目で上映できることが意義深いとも話されました。

さらに今回は宮川一夫撮影監督の特集もあることに触れ、大尊敬している撮影監督であると告白。ベルリン映画祭のトップディレクターが、監督は誰でも宮川さんが撮っているだけでウエルカムと言っていたというエピソードも披露されました。そういう監督の特集ができるということ、今回その特集が行われることを誇りに思っていると胸を張りました。

加えて、深作欣二監督の特集についても「(監督の作品は)アクション、文芸もの、女性ものと幅広い」と話し、今年は第一回、来年も行う予定であることを発表しました。

「映画部門」では、「牧野省三賞」「三船敏郎賞」についても紹介。これまでの各賞の受賞者が映し出されたほか、今年の受賞者はオープニングセレモニーにて発表されることが告げられました。

続いて上映される映画部門の紹介です。「特別招待作品」は、京都国際映画祭2018以降に公開が予定されている作品や日本未公開の海外作品などをゲストの参加と共に紹介、中島貞夫監督の最新作のワールドプレミア上映が予定されていることも発表されました。

「TV DIRECTOR'S MOVIE」は、テレビ局と吉本興業による共同制作プロジェクト。今年はよしもと芸人がクリエイターとして参加した7作品の上映が予定されています。

「サイレント・クラシック映画」では、高橋寿康監督の新たに発見された「照る日曇る日」、時代劇の基礎を築いた名監督の一人、伊藤大輔監督の幻の作品「明治元年」などの名作を上映します。

一人の人、一つのテーマにスポットをあてる「特集上映」は、「深作欣二監督特集vol.1」、「宮川一夫特集」「京の映画」「特別上映」といったテーマでの上映が行われます。

「映画祭連携企画」では、京都で行われている様々な映画祭、映画イベントが手を組み、作品の紹介上映を実施します。

昨年新設されたのが「アニメーション」。今年は従来のアニメーションだけでなく、コマ撮りという特殊な手法にも注目し、様々な作品の上映と関連イベントを行います。

ここで平野アナウンサーから特別上映作品 ワールドプレミア上映作品として、中島貞夫監督の20年ぶりとなる長編最新作「多十郎殉愛記」が紹介され、特別映像が流されました。改めて登壇した中島監督に奥山総合プロデューサーがインタビューします。奥山氏が撮影所にいったとき「ちゃんばらだけはちゃんとやったよ」と監督が答えたそう。手応えはという問いかけに「若いバリバリの連中がやってくれるとそれだけで迫力が出るはず」と監督。主演の高良さんは1カ月ほど京都に入り込んで、徹底的に勉強してもらったと振り返りました。さらに、切られ役も吉本の若手から20人ほどを抜擢して、3週間徹底的に訓練したとのこと。「ちゃんばらのシーンに関しては自信がある」と胸を張りました。

主演の高良健吾さんのメッセージ映像では、「この映画は今の時代劇の技術的な限界に挑戦するというよりは、役者の限界、体力、肉体の限界に挑戦した時代劇になっている」と話し、一太刀一太刀の重み、殺陣の動きのひとつひとつの理由、思いにこだわって作った時代劇であることをアピール。「みんなでこだわって作った、それが映っていると思う、とても自信があるので見ていただけるとうれしい」と語ったあと、京都国際映画祭でワールドプレミア上映が決定したことについても触れ、「いち早く見ていただけるのはうれしい、ぜひ映画祭に足を運んでください」とコメントしました。

監督は「ちゃんばらが形を重んずるようになってしまって、クソ面白くねえなと。命のやり取りだから動き回って走り回ってというのがコレなんです」と笑顔。「多十郎殉愛記」は、10月14日(日)によしもと祇園花月でクロージング作品として上映されることも発表されました。

続いて、特別招待作品をもうひとつ紹介。世界13カ国の映画祭から招待されているという話題作「バイオレンス・ボイジャー」の特別映像が流されました。登壇した宇治茶監督に木村がインタビューを行います。

宇治茶監督は「CGなどは使わず、カメラで収めたもので作っています」と話すと、木村が今年の4月に南米アルゼンチンで行われた「ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭」でワールドプレミア上映をしたところ審査員特別賞をいきなり受賞したことを報告。その映画祭は実写映画がほとんどだったと監督。現地に行って観客席で見ていたそうで、最初から最後まで爆笑だったことを報告してくれました。

木村は続けて、年明けデンマークからもオファーがあったこと、7月にカナダ・モントリオールで行われた「ファンタジア国際映画祭」では観客賞の銅賞を受賞したことを話し、さらに原画総数3,000枚、作画、撮影、脚本、監督などをほぼ1人で行ったことを説明。宇治茶監督は「やっているときは楽しいときもあれば、できるのかなと不安になったこともあった」と振り返っていました。

続いては上映作品に出演したゲストが登場。「TV DIRECTOR'S MOVIE」フジテレビ共同制作映画「Bの戦場」から大野拓朗さんと久馬歩(ザ・プラン9)、「京の映画」より「POST入ル」に出演した高野祐衣さんが登壇しました。大野さんは、この作品がガンバレルーヤ・よしこの初映画デビュー、初主演だったことを話し、「だんだん可愛く見えてしまうのを楽しんで見ていただきたい」と笑顔。沖縄でも大好評だったとのことで、「京都でももっと盛り上げていけたら」とアピールしました。

脚本を手がけた久馬は、タイトルのBというのはブスの略と明かしますが、ブライダルのBとかバトルのBとかにもかかっているとフォロー。本当におもしろいと思うのでぜひご覧くださいと、こちらも自信たっぷり。

大野さんは「よしこさんがどんどんかわいく見えてくる」と改めて力説。久馬は何度か撮影現場に行ったそうで、行くたびに肌ツヤがよくなっていたと裏話を披露してくれました。それからも意外にも感動ストーリーであることや脚本の久馬自慢のセリフも発表。大野さんと久馬の思わぬつながりも明かされるなど、トークが盛り上がりました。

続いて高野祐衣さんへのインタビュー。高野さんは「青春もあり、恋愛もあり、涙もあり、コメディもあり、ひと言では言い表せないお話」とストーリーを説明。京都市内で撮影したそうで、久馬が出演していることも紹介されますが、なんと久馬とのラブシーン的なものもある、と爆弾発言も飛び出します。さらにこのお話はファンタジーでもあると高野さん。夜中の鴨川での撮影についても振り返りました。

映画部門に続いては「アート部門」紹介です。京都国際映画祭アートプランナーのおかけんたが登壇。「これまで映画の皆さん、アートの皆さんと話していたことがある、映画もアートもその他もぜんぶ、それを結びつけるのはなんなのか、それを模索してきた」とけんた。今回、中島監督に作品について伺ったときに一つ気がついたことがあると話し、京都国際映画祭で映画とアートを結びつけるものとして、工芸と映画について説明。そしてプレミア上映の前に学生が映画の資料を見て、実際に映画に参加したようなイメージで工芸を作成してもらったことや、中島監督の本棚を立誠図書館に展示することなどを発表しました。さらに、島原の珈琲店での作品展示などについても触れたあと、今回のテーマ「夢あるなぁ」について言及。昨年高校生に「アーティストになってどうするんですか?」と聞かれたと話し、「その答えになるのが伝承であり、それを自分自身で形にして未来につないでいく、それがアーティストの役目であり、映画の役目であり、それを夢のカタチとしてみなさんに見ていただく」と思いを語りました。

アート部門は会場ごとに説明されます。まず今年から新たな会場になった「元淳風小学校」は、山本麻紀子「巨人の歯」、よしもと漫才劇場Presents YOSHIMOTO アートin京都国際映画祭、『いくくるフィギュア「どやさ!」展』Direction by padGALLERY、1万円アートin KYOTO[1万円で作るテディベア・アート]、仲程長治『島猫目展』、中村真鈴『プリそなゑ 2018A/W』、瀧健太郎『ラジオ活動/活動写真 Radio Activities/ Motion Pictures』、中野裕介(パラモデル)『見えへん歌と聴こえへん風景の話―「レーディオの歌」を巡る、とりとめのない雑音』、若木くるみ 『淳風の湯』、秦まりの『恋の保健室』、グッチセンセイの「貼り切ってまいりまshow」とミクロムスLIVE、ミクロムス『こちらミクロムス放送局』、能勢伊雄『テレパシー・アート ー レクチャーと実験ー』、らむね×コザック前田(ガガガSP)『架空と現実』、田宮緑子 紅茶のグリン子先生の"夢あるなぁ~世界へ発信する京の和紅茶のおはなし"、ドキュメンタリー『私のきょうと記録』、留学生ショートムービー ~留学生が表現する京都留学の魅力~ というラインナップ。

「岡崎公園・ロームシアター京都 ロームスクエア」はYotta「花子」、「京都競馬場」はpadGALLERY「木馬ワンダーランド」、「藤井大丸」はミキの『勝負ネクタイ!』デザインコンテスト、米原康正のFLOWER CHILDREN SECOND、「伝統産業ふれあい館」は、伝統工芸ワークショップ「体験コーナー」、伝統工芸×芸人アート企画「イベントホール」、「京都美術工芸大学」は中島貞夫監督共同企画「映画と工芸」、「市内某所、町家のお座敷」はよしもとアーキグラム『京の町家de家紋とスワロフスキー』、「京都マルイ」は佐久間一行ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展、「立誠図書館・トラベリングコーヒー」は中島貞夫の本棚、「PARASOL」短編上映/レクチャー「映画とビデオアート」というラインナップです。

「図書館」は、京都市図書館企画として伏見中央図書館、岩倉図書館、下京図書館、吉祥院図書館で今年の映画祭のコンテンツに紐づいた企画、よしもと芸人の絵本展示+映画祭にまつわるパネル&ポスターを展示します。

「よしもと祇園花月」は『いくくるフィギュア「どやさ!」展』Direction by padGALLERY、「島原地区カフェ3店舗」は京都国際映画祭 2018 ×島原マーケットvol.2、「崇仁新町」はpadGALLERY、『ライブペインティングの今』、「ゼスト御池 河原町広場」は、京都発 ART & 書リミックス 天才アートKYOTO+山内美鳳 ~よしもとアーティストたいぞうワークショップとともに、というラインナップとなっています。

ここで「アート部門」のゲストが登場。「京都マルイ」で「佐久間一行ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展」を開催する佐久間一行、元淳風小学校やそのほかの会場で『いくくるフィギュア「どやさ!」展』を開催するpadGALLERYから菩須彦さん、美和いちこさんがステージへ。佐久間は今回の展示について発想が浮かんだ際のエピソードを話そうとしますが、木村から「押しとんねん!」とダメ出しが。菩須彦さんは、いくくるフィギュア50数点をアート化したことなどを、けんたとともに説明しました。

続いては、「クリエイターズ・ファクトリー」の紹介。映像分野だけでなく、アートの分野も含めた幅広いジャンルのクリエイターの参加を募る、この「クリエイターズ・ファクトリー」。映像や音楽、絵画、写真、アニメ、CG、ファッション、工芸など多岐にわたるジャンルのクリエイターが表現できる場を作り、新たなクリエイターの発掘、育成を目指すことなどが告げられました。

次は、その他、プログラムの紹介です。「岡崎公園」は「きょうのひろば」、「岡崎公園 野球場」は「よしもとスポーツパーク 2018」、「イオンモールKYOTO」は「ワークショップコレクション」をそれぞれ開催することが発表されました。

「SDGs関連」では、「よしもと祇園花月」でSDGs花月~映画もお笑いも新喜劇もぜんぶ~第1部:映画上映『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』、第2部:「SDGs-1グランプリ&SDGs新喜劇」を開催。「京都市中央市場」では「サステナブル・シーフード・ウィーク2018 in 京都国際映画祭」、元淳風小学校では異言語脱出ゲーム~淳風大学からの卒業 SDGsバージョン~ これは異なる「言語」をもつ参加者が協力してチャレンジする新しいスタイルの脱出ゲームです。岡崎公園では「そうだ!どんどん がんばろう!スタンプラリー」が、それぞれ開催されます。

続いて「京都市との取り組み」の紹介として、「京都市盛り上げ隊」を結成。京都市の広報紙「市民しんぶん」や「京都市民ニュース」を盛り上げ隊がジャックすること、駅構内でのPRや、京都市公式アプリ「Hello KYOTO」とのコラボ企画を実施。京都府向日市~あなたの向日市がここにある~ここむこ向日市 京都府「乙訓地域」向日市PR映画祭連動企画、という内容が発表されました。

ここからは様々なプログラムに出演するゲストの登場です。「よしもと祇園花月」で「SDGs花月~映画もお笑いも新喜劇もぜんぶ~」を公演する吉本新喜劇座長、川畑泰史、「よしもとスポーツパーク2018」に出演する元プロ野球選手の門倉健さんが登場しました。川畑は今年もSDGs新喜劇を行うことを話しますが、まだ脚本は製作中とのこと。

門倉さんは京都は久しぶりとのこと。「品がある素晴らしい町で、帰りたくなくなる」と話します。そして今回はよしもとスポーツパークで、子どもからお年寄りまでいっしょにスポーツを楽しんでいただくとアピール。スポーツの素晴らしさ、汗をかいて気持ちいいという楽しいイベントにしたい、野球だけじゃなく、いろんなスポーツを体験してもらいたいと抱負を語りました。

このあと今年の京都国際映画祭のアンバサダーに就任した三田佳子さんからのメッセージも平野アナウンサーによって代読されました。

ここで株式会社きょうのよしもと 代表取締役社長 木村深雪より挨拶です。改めて昨年に引き続き西本願寺・南能舞台でオープニングを実施することを話し、京都市盛り上げ隊による念願の京都市民新聞ジャックが10/1日号で実現するなど、これまでに無い取り組みを行っていることに言及。ほかにも交通局とは地下鉄やバスとの連携企画を行うこと、京都府とはスポーツ事業、アート作品製作の協力、さらに向日市とも連携事業を行うことを発表しました。そして、毎年新たなつながりの報告ができることは大きな喜びであると話し、「皆様の力をお借りして、より広く映画祭についてお届けし、足を運んでいただきたい」と話しました。

続いて、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー 取締役 白仁田佳恵が登壇。京都国際映画祭は、さらに進化スケールアップすることをアピール。中島監督の多十郎殉愛記のワールドプレミア上映、プログラミングや電子工作をタレントやアーティストと学べるワークショップコレクションなど、様々なコンテンツの充実に喜びを感じていると話し、「映画祭だけでなく、新しい京都、古くからつながる京都を楽しんでいただけるよう」と締めくくりました。

次に吉本興業株式会社 代表取締役副社長CAO 田中宏幸の挨拶です。まずよしもとと京都のつながりが戦前からあることに触れ、祇園花月が7年目、京都国際映画祭が5年目を迎え、京都の皆さんに映画祭も受け入れられてきたのでは、と話しました。そして京都出身のタレントの力も総結集しながら、映画祭を盛り上げていきたいと抱負を述べ、いろんな方にご縁をいただいて盛り上がっていきたいと思っている、多十郎殉愛記を大黒柱にどんどん盛り上げていきたいと力を込めました。

いよいよ開催概要発表会見も大詰め。本日の出演者一同がステージへ再登場しました。そして映画祭と京都をつなぐ「架け橋ガール」今くるよ、「架け橋ボーイ」清水圭、さらに京都住みます芸人のタナからイケダ、モンブランという、京都市盛り上げ隊のメンバーが登壇しました。くるよは、小さなころから映画大好きで、京都では昔から映画が盛んだったことに触れ「盛り上げていきたいのでよろしくお願いします!」と挨拶。清水も京都市盛り上げ隊、市長とタッグを組んで盛り上げていきたい、と意気込みを語りました。

最後は京都国際映画祭2018成功への思いと気合を込めて、ステージの全員で「京都国際映画祭2018!」「どやさ!」のコール&レスポンスで締めくくり、会見は終了しました。

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