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ガガガSP・コザック前田さんが、らむねと『架空と現実』についてトーク! 爆笑のマル秘話も飛び出す盛り上がり

2018年10月14日(日) レポート

10月14日(日)、元淳風小学校にて、らむね×コザック前田さん(ガガガSP)の、『架空と現実』のトーク&レクチャー、ライブが開催されました。

「お絵描き芸人」を名乗るアート芸人、らむね・岡とゲーム芸人、らむね・中西。このふたりが、プライベートでも親交の深いガガガSPのコザック前田さんを迎えて、架空と現実をテーマにしたトーク&レクチャーを繰り広げました。
まず話題に上がったのは、らむね・岡がプロデュースする誰も知らない5人組ガールズバンド「キュイーン」について。岡は、彼女らのライブフライヤーを描き続け、今年3月には「ライブフライヤー展」まで開催しました。

そこで、同じくバンド活動をするコザック前田さんに「キュイーン」のこれまでのバンドとしての実績を見てもらい、不自然なところはないかを検証してもらうことに。
誰も知らないガールズバンド「キュイーン」は、2015年4月1日にワンマンライブデビュー。初ライブにしてワンマン、しかも150人キャパの会場をファンで満席にしたといいます。コザック前田さんは「まあ、ありえるのではないでしょうか」と寛容。ちなみにガガガSPのライブデビューは「路上」だそうで、コザック前田さんご本人から「当時、自分のことを『ゆず』だと思っていた時期もあった」と衝撃の告白が飛び出しました。
「キュイーン」の軌跡に話は戻り、彼女らは、ワンマンライブを成功させた次の月にはツアーを敢行。まさかの躍進ですが、ここでもコザック前田さんは「でも最近は、SNSがありますからね」と現代の若者らしくSNSを器用に使えばそうした道も不可能ではない、とのこと。「キュイーン」、さらには2015年12月25日、ライブデビューからたった8ヶ月後にS席1万円という大きな会場でライブを開催。その翌日には、FM西日本のレコメンドアワード2015を受賞という破竹の勢い。「カミングコウベ」にもブースを設け、おまけに今年の夏に「キュイーン」主催のフェス「電撃魂2018」の開催までこぎつけました。このフェスについては公式HPが岡の手で制作され、会場マップから会場のフードブース紹介、タイムテーブル、パスまで用意。この、キュイーン主催フェス「電撃魂2018」については、コザック前田さんもSNSで拡散したそうで、岡のもとに「どうしても行きたい」という熱いファンの方から問い合わせが来たという裏話も飛び出しました。
そんな「キュイーン」、現在は梅田LOFTにてブースを設け、オリジナルグッズを販売中。今後の夢は、「コザック前田さんに曲をつくってもらうこと」と「キュイーン」のプロデューサー・岡は熱く語りました。

こうして、まさに今回のテーマである「架空と現実」について熱く語り合った3人。ただし、「タイトルにある『レクチャー』はほとんどありません」と正直に語る一幕も。ほかに、ゲームを愛してやまない、らむね・中西のe-sportsにまつわる熱い想いや、コザック前田さんが「ガガガDX」として人気音楽番組『ミュージックステーション』に出演した時のおもしろエピソードなども語られ、集まったファンは大笑い。

ひとしきりトークを楽しんだ後は、この日、足を運んでくださった方々から募った質問にコザック前田さんが答えるというコーナーに。フェスを主催するガガガSPさんに、ブッキングのもろもろについて尋ねる質問や、らむね・中西の同級生からの「芸人で本当に食べていけているのか」という素朴な質問など、ディープな質問に直球で答える3人。なかでも「人生を変えた1枚は?」という質問は大いに盛り上がりました。らむね・岡は、音楽にまったく興味がない青春を送っていたものの、高校生時代に友達が貸してくれたMDをきっかけにパンクロックに興味を持ったといいます。その曲こそが「ガガガSP」だったと明かしました。
コザック前田さんは、「1枚となると難しいので、自分がバンドをやろうと思ったきっかけ。『俺も、音楽をやっていいんじゃないかな』と思わせてくれた1枚を」ということで、真心ブラザーズさんをピックアップ。「倉持陽一さんになりたかった」と当時の気持ちを明かしていました。
お客さんからの質問に答えるコーナーの後は、らむね・岡からその場で絵を描いたTシャツをプレゼントする企画を。『京都国際映画祭2018』をテーマに岡が描いた非公式フェスTをその場で作成し、ほしいと手を挙げたお客さんにプレゼントしました。

最後はお待ちかね、コザック前田さんの弾き語りライブです。
今や閉校となってしまった淳風小学校の音楽室に響き渡る、情熱的なコザック前田さんの歌声。胸が切なくなるような響きは、聴く人の心を揺り動かすには十分なほどに温かく情熱的で、集まったファンの皆さんも体を揺らしてしばし至福のひと時を堪能しているようでした。最後は、ガガガSPのなかでも映画のエンディングテーマになった「卒業」を届けました。
歌い終わった後、コザック前田さんが弾き語りで使ったピックにサインを入れて集まったお客さんに特別にプレゼント! じゃんけんで勝ち残った方の手に、貴重なピックが手渡されました。
締めくくりは、全員で教室内で集合写真を撮影してこの日はお開き。「起立!」、「礼!」という、まさに小学校らしい号令で、トークライブはお開きとなりました。

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