宮川一夫特集
ぼんち
(C)KADOKAWA1960
作品解説
山崎豊子の同名小説を市川崑が監督し映画化。
脚本は市川と和田夏十による。
宮川一夫が撮影、芥川也寸志が音楽を担当した。
大阪で四代続いた足袋問屋の河内屋。四代目の喜兵衛は婿養子であり、店は実質的にその妻の勢以と、その母のきのが支配していた。
五代目で一人息子の喜久治は、妻の弘子を母と祖母に追い出され、花街に足を向けるようになった。
父が死に、河内屋の若旦那となった喜久治は金にものを言わせ芸者のぽん太、幾子、女給の比佐子など次々と妾を作っていく。
やがて戦争が始まり、河内屋も蔵を一つ残すだけで全焼してしまった。
キャスト
市川雷蔵
若尾文子
中村玉緒
監督・作品データ
監督 | 市川崑 |
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撮影 | 宮川一夫 |
制作年 | 1960 |
コピーライト | (C)KADOKAWA1960 |