ART元淳風小学校

元淳風小学校は平成29年、市立醒泉小学校との統合のため閉校した明治2年創立の伝統ある小学校です。
下京区内にて創立147年の歴史を誇る趣ある校舎をお借りし、子どもから大人まで楽しむことのできるアート企画を展開いたします。
展示期間:10月11日(木)〜14日(日)
展示時間:11:00〜19:00(※最終日のみ17:00まで)
会場住所:〒600-8357 京都府京都市下京区大宮通花屋町上る柿本町609-1

山本麻紀子『巨人の歯』

Photo by 内堀義之

アーティスト:山本麻紀子

「巨人伝説」の作品展示と映像。

アーティスト「山本麻紀子」からのコメント
日本各地にはたくさんの巨人伝説が残っており、そのうちの大半が「だいだらぼう」(「だいだらぼっち」・「でーらぼう」・「でえらぼっち」など名称は様々)にまつわる伝説である。
その西端は、滋賀県に残る「ダダボシ伝説」だ。「ダダボシ」は近江国で土を掘り起こし、堀った土は積み上がって富士山となり、堀られた跡は琵琶湖となった。巨人の世界を追いかけ様々な活動をスタートさせて5年目となった今、「巨人の落とし物シリーズ・第二弾」として巨人の歯を制作した。その歯は、鴨川に落下し、どんぶらこと流れていく。なぜ巨人の歯が鴨川に?京都にも巨人伝説があったのか?そこには、心密かな巨人の想いがあった。

【関連イベント】
トークレクチャー「鴨川最後の漁師が語る、鴨川の現実と巨人伝説」

【日程】10月14日(日)
【時間】11:30〜12:30
【出演】山本麻紀子、伊藤存(美術作家)、澤健次(京都府賀茂川漁業協同組合)

協力:京都府賀茂川漁業協同組合、ダイビングスクール ブルーピーター

よしもと漫才劇場 Presents YOSHIMOTO アート in 京都国際映画祭

よしもと漫才劇場のアインシュタイン、祇園、トット、ミキ、ゆりやんレトリィバァら、人気若手芸人のキャンバスアート作品を展示。
お客さんの投票「ほしいね!」でグッズ化を決定。作品とグッズは12月に開催される、阪神百貨店アートフェアにて販売予定。
また、一部作品は10月13日(土)、14日(日)に京都みやこメッセにて開催される「京都アートめっせ」でも展示予定。

協力:ホルベイン画材株式会社

padGALLERY『いくくるフィギュア「どやさ!」展』

今いくよ・くるよの1点モノ衣装を着たフィギュアで、padGALLERYディレクションによるインスタレーション展示を元淳風小学校の教室、島原地区3店舗のカフェ(GOOD TIME COFFEE、きんせ旅館、Hygge)、よしもと祇園花月にて行います。

1万円アート in 京都国際映画祭 『1万円で作るテディベア・アート』

アーティスト: 高須光聖 / CHERNG / 爽爽貓(そうそうねこ) by SECOND / 掰掰啾啾(ばいばいちゅちゅ) / Reach / Judy Chou周筱筑& Mr.OGAYa.k.a. 黑雞先生 / ヒャダイン / 遠山正道 / 古屋雄作 / 武田双雲 / 銀シャリ 鰻 和弘 / スパイク 小川 暖奈 / グッドウォーキン 上田歩武 / ベッキー / 西野亮廣 / バカリズム / 秋山具義 / ゲッターズ飯田 / くっきー(野性爆弾) / ケント・モリ / 小比類巻貴之 / 小宮山雄飛 / 椎木里佳 / シモダテツヤ / 下田昌克 / FROGMAN / 増田セバスチャン / MEGUMI / ザリガニワークス / YOU / 田中直樹

原材料1万円という決められた制限の中、テーマに沿って作り上げた作品を展示する新しいアートプロジェクト。
プロデューサーを務める放送作家・高須光聖が親交のある日本の著名タレントに加えて台湾からも複数の人気アーティストが作品を制作、出展予定です。
「100人が見た際に3人だけの心に深く突き刺さるであろうテディベア」を原材料1万円で作り、展示します。

仲程長治『島猫目展(しまねこめてん)』

©Choji Nakahodo

アーティスト:仲程長治

やんばるアートフェスティバル・総合ディレクター仲程長治による、今年の「島ぜんぶでおーきな祭」で上映された初監督作品「Nyaha ! (ニャハ!)」の写真・映像企画展。
天と大地の目線を持って人間社会をじっと見つめている、沖縄の島猫(シママヤー)が投げかけてくるものは。

【関連イベント】
トークイベント「島猫映画「Nyaha ! (ニャハ!)」に見る、沖縄の島猫力」

【日程】10月14日(日)
【時間】13:00〜14:00
【出演】仲程長治監督、宮川たま子
【MC】おかけんた
【内容】100匹を超える本物の野良猫たちが登場する島猫映画「Nyaha ! (ニャハ!)」。自らも猫になり、島猫目線にこだわって撮影を担当した仲程長治監督が、他のどの地域の猫にもない沖縄の島猫(シママヤー)ならではの魅力について、映像を見ながら、沖縄出身の芸人宮川たま子と共にトークを展開。

中村真鈴『プリそなゑ 2018A/W』

©PRI-SONAYE

アーティスト:中村真鈴

"プリそなゑ"はかわいくもかっこよくもありたい中村真鈴の頭の中を表現する新・和服ブランド。
和装に洋装の要素を加え、いままでにない新しい形で気軽に日常的に着られる女性の袴式和服(袴スタイル)を提案。新たな文明開化を巻き起こす。
2018A/Wでは、上下(振袖・袴)同じ素材を用いたスーツの様に着られる袴式和服(袴スタイル)を提案する。

かずこ『記憶を辿り、これからを創る trailing the past for new memories』

アーティスト:かずこ

「私は随分昔に小学生だった」
閉校になったその日からそのままの小学校の教室。
過去のイメージと交錯する、数々の洋画を展示。

私は随分昔に小学生だった
毎日絵を描いていた
今も毎日絵を描いている
昔のままの大きな黒板(緑色なのになぜか黒板)
先生が、黒板に答を書くようにと私の名前を呼ぶ
ご指名を受け、ちょっと緊張してチョークを手にとる
背中に教室中の視線を感じる
もう少しうまく書けるはずの字が歪む
机に戻って黒板に残した自分の文字を見る
ちょっと、恥ずかしくて、ちょっと誇らしい
今は高速で記憶がどんどん小さくなる
でもこの教室で起きたことは削除されない

瀧健太郎『ラジオ活動/活動写真 Radio Activities/ Motion Pictures』

©Kentaro Taki
photo:Kenryu Tanaka
Courtesy of MORI YU GALLERY

アーティスト:瀧健太郎

放送室を使用したインスタレーション。

アーティスト「瀧健太郎」からのコメント
1938年10月30日にラジオ放送されたオーソン・ウェルズ製作・出演のラジオドラマ版「宇宙戦争」は真に迫ったその演出から視聴者の一部がパニックを起こした逸話を持つ。その80年後の現在、まさにフェイクニュースが横行するなか、情報とは何かを映画とラジオに関わった人物をモチーフにしたオブジェとドローイングを放送室に展示し考えてみる。

協力: MORI YU GALLERY

中野裕介/パラモデル『​見えへん歌と聴こえへん光景の話 ―「レーディオの歌」を巡る、とりとめのない雑音』

アーティスト:中野裕介/パラモデル

稲垣足穂「レーディオの歌」は、主人公が探し求める少年と、彼の遊ぶ無線電信から流れた歌を巡る、幻覚的で奇妙な短編小説です。「その歌詞が私にはどうしても作れなかった」と作者が後日述べた歌は、文中では「………」と表され、判然としないまま、話の核心に置かれます。少年時代の郷愁が漂う元淳風小学校の放送室と、少年性の宇宙を独特に思索し続けた足穂の「レーディオの歌」、僕の記憶とが合流し、新たな光景や音響が広がれば、と思います。

協力: MORI YU GALLERY

若木くるみ『淳風の湯』

アーティスト:若木くるみ

後頭部の顔拓。

アーティスト「若木くるみ」からのコメント
魚拓ならぬ顔拓。
水彩絵の具で自らの後頭部に顔を描き、布を押し当てて転写したものが顔拓です。制作方法は奇抜ですが、できあがった顔拓はおぼろげな輪郭と滲んだ色調を持つ幻想的な仕上がりに。ギャップ萌えできます。
見ようによっては首チョンパの顔拓ですが、淳風小学校の水飲み場を銭湯に見立て、顔拓たちがのんびり湯につかるリラックス空間を演出したいと思います。「淳風の湯」へ、どうぞ憩いにきてください。

秦まりの『恋の保健室』

Photo by 渡辺幸子

アーティスト:秦まりの

保健室でのインスタレーション。

アーティスト「秦まりの」からのコメント
初恋っていつだっただろう?恋が芽生えるお年頃?!甘く、甘酸っぱい、初恋、失恋。
人は恋とともに成長し、学ぶ、楽しみながら、泣く事だってすべて。
いつだって、真っすぐな気持ちで見つめているから。その光の先を、愛の光を。

グッチセンセイの「貼り切ってまいりまshow」とミクロムスLIVE

アーティスト:グッチセンセイ

グッチセンセイと一緒に紙コップを使用した楽器「紙コップカズー」を作り、ミクロムス【メンバー:クスミヒデオ(バンジョー&ボーカル/赤犬、みにまむす) 菅野稔子(アコーディオン& コーラス) グッチ (ガラクタおしゃべりパーカッション&コーラス/赤犬、みにまむす)】と共にセッションを行うワークショップ。

ワークショップ

【日程】10月13日(土)
【時間】15:00〜16:30

ミクロムス『こちらミクロムス放送局』

アーティスト:ミクロムス

放送室より一時間の「ミクロムス放送」をお送りします。
80’sポップスや歌謡曲、なぞなぞを出題しながら、軽快なトークを交え、子どもの頃に聞いた校内放送します。

ミクロムス放送

【日程】10月13日(土)
【時間】13:30〜14:30

能勢伊勢雄『テレパシー・アート ー レクチャーと実験ー』

アーティスト:能勢伊勢雄

世界的コンセプチュアル・アーティストの松澤宥とのテレパシー交信によって制作した映像に、ミュージシャンの村岡充と近藤良がテレパシーで共演し、リアルタイムでサウンドを付け映像作品を完成させるサイキックなイベントです。
日本は汎太平洋圏に属し、文化圏で言えば、レムリア紀の面影を残しています。言語すらも持ち得なかったレムリア紀にはテレパシーによって非言語コミュニケーションが形成されていたと言われています。私達、日本人は僅かに残ったこの能力で、意思を「暗黙の内」に伝達していることは、少し注意深く日常を見れば、この面影に気付くことは可能です。
日本人の意識の背景を形成している実験であり、レムリア紀の面影を再認識するイベントです。

開催概要

【日程】10月13日(土)
【時間】12:00~13:00
【出演】映像:能勢伊勢雄「Telepathy Art」+音楽:村岡充・近藤良
【MC】おかけんた

協力:Gallery Nomart

らむね×コザック前田(ガガガSP)『架空と現実』

アーティスト:らむね×コザック前田(ガガガSP)

アート芸人、らむね岡とYouTube・ゲーム芸人、らむね中西が、ガガガSPコザック前田を迎えて、トーク&レクチャー、ライブを行います。

トーク&レクチャー、ライブ

【日程】10月14日(日)
【時間】15:30-17:00

田宮緑子 紅茶のグリン子先生の”夢あるなぁ~世界へ発信する京の和紅茶のおはなし”

アーティスト:田宮緑子 紅茶のグリン子先生

田宮緑子(紅茶の先生)と吉田忠嗣(吉忠株式会社代表取締役社長)によるレクチャー。
「京都」という大きな器の中、インバウンドのこの時代に勝ち残り、誇れるものとしての方程式。これを魅せる(マネキン)と、味せる(※みせる和紅茶)を手掛けている二人による柔軟な発想とは。

レクチャー

【日程】10月12日(金)
【時間】15:00-16:30

ドキュメンタリー『私のきょうと記録』上映

京都のキーパーソンたちが撮影するドキュメンタリー作品。
吉岡更紗(染色作家)、今西善也(鍵善良房)、高橋マキ(文筆家)が撮影した映像に、昨年度上映した、永松仁美(昂KYOTO)のダイジェストを加えて全4作品を上映。

【関連イベント】
京都を撮ること、毎日を記録することー「私のきょうと記録」クロストーク

【日程】10月12日(金)
【時間】17:00-18:00
【出演】高橋マキ、永松仁美、今西善也、吉岡更紗

留学生ショートムービー ~留学生が表現する京都留学の魅力~上映

留学生ショートムービーコンテストは、留学生が「京都留学の魅力」をショートムービーでPRするコンテストです。
留学生が魅力だと感じる「京都での学び、日々の暮らし、街並み」等の視点のおもしろさと、アニメ・スライドショー・動画・ドラマ・ドキュメンタリー等の多彩な表現方法を是非お楽しみください。

上映作品はこちらをご覧ください。
https://studykyoto.jp/contest2018/

ずが☆こうさく『ビニールテープアートワールド』

アーティスト:ずが☆こうさく

この世でたった一人のビニールテープアーティスト、吉本芸人“ずが☆こうさく”によるビニールテープアートの世界を展開。
細かいビニールテープで作ったミニチュア作品からダンボールとテープで作られた巨大な作品まで、作品の種類はさまざま。

※ずが☆こうさく本人もブースで作品製作をしております。美しく面白い作品が出来上がっていく工程を見にぜひ足をお運びください。好きな作品をキーホルダーにすることも出来ます。ブースにてお気軽にお声がけください。

『Satoly Art World』展

アーティスト:Satoly

Satolyによる『Satoly Art World』展示。
Satolyは障害者と健常者の壁をアートの力で無くしていきたいと思い活動している元看護士のアーティスト。
その活動内容をパネル展示で紹介します。

【関連イベント】
トークレクチャー『肉体とアートの「育」』

【日程】10月13日(土)
【時間】17:30〜18:30
【出演】Satoly、河口正史(元アメフト選手)
【MC】田畑藤本
【内容】Satolyと河口正史が「肉体とアートの『育』」をテーマにトーク。Satolyは看護師から現在の活動になった真意、国内外で学んだアート(ワークショップ)の可能性。河口正史は教え教えられることにより培った肉体(運動能力)の可能性。その可能性をいかに育てていくのか?そんなレクチャーを展開します。

~北欧 オーロラと白夜の国の旋律~山瀬理桜 ヴァイオリン&ハルダンゲルヴァイオリンコンサート

アーティスト:山瀬理桜

ヴァイオリニストの山瀬理桜が、ヴァイオリンと北欧ノルウェーの民族楽器「ハルダンゲルヴァイオリン(現地名:ハーディングフェーレ)」で、北欧音楽&文化を紹介します。
クラシックの作曲家「グリーグ」の愛したハルダンゲルヴァイオリンは、今でも現地で冠婚葬祭時にフォークダンスや手拍子と共に楽しまれています。
日本のお琴や三味線と同じ位置付けの「ハルダンゲルヴァイオリン」を使用したコンサートで、他国の文化や歴史を感じてみませんか?

コンサート

【日程】
10月12日(金) 13:30-14:30
10月14日(日) 11:00-11:30
【出演】山瀬理桜

木村祐一・西方凌ワークショップ『一緒につくろう!木のおもちゃ』

アーティスト:木村祐一・西方凌

木村祐一・西方凌とトークをしながら、世界に一つだけの積み木を作るワークショップ。
ぜひお子さまもご一緒にどうぞ!

開催概要

【日程】10月12日(金)
【時間】16:00~16:45
【講師】木村祐一・西方凌

よしもとアーキグラム『京の町家de家紋とスワロフスキー』

2017年実施風景

京の中心部にあるお洒落にリノベーションされた京の町家をサロンとして解放します。
展示しているのは伝統工芸職人さんの描いた家紋を、スワロフスキーの職人さんがデコで彩るモダンな逸品。
家紋も茶人好みの家紋にスポットを当て、スワロフスキーが『光琳』と出会います。
町家サロンやシェアサイクルなど京の新しいソーシャル・シェアリングのご案内も。「和」でキラキラ。

展示会場・期間

庵 Iori 美濃屋町町家 10月13日(土)・14日(日) 13:00〜18:00
元淳風小学校 10月11日(木)・12日(金) 11:00〜19:00

【関連イベント】
トークショー

【日程】10月13日(土)
【時間】①16:00〜16:45、②17:00〜17:45
【会場】庵 Iori 美濃屋町町家
【出演】
①16:00〜16:45の回
伝統工芸・家紋職人 地主成利氏
家紋2.5次元擬人化プロジェクト『家紋無双』クリエーター 森本勇矢氏
②17:00〜17:45の回
シェアリングエコノミー協会 事務局長 佐別当隆志氏
京の町家 庵町家ステイCEO 三浦充博氏
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